ダライラマ法王様の東日本大震災犠牲者四十九日(七七日忌)特別慰霊法要に
参列させていただきました。
たくさんの方が参列されておられます。
本堂の両脇に大きなスクリーンが2つずつ、計4台。
境内いっぱいにお席が用意されております。
お坊さまたちが並ばれます。
ここから参列者へ着席するよう指示が出て、
法王様の到着をお待ちしています。
今回の法要は、「写真もビデオも撮影してよい」とアナウンスが!!
うしろには、
広島の龍蔵院デプン・ゴマン学堂日本別院のみなさまも。
皆様が本堂へと向かい始めます。
法王様の気配が。
法王様が皆々様に、微笑みかけてくださり。
私の席のそばから、握手をしてくださり。
この流れで、
なんと、私にまで、しっかりと瞳を合わせて握手してくださり、
感動して真っ白に。
護国寺の貫首さまのお手を取られる法王様。
このあとも、皆々に手を合わせてくださり、本堂の中へ。
境内のスクリーンからのお姿。
五体投地をなさる法王様。
法王様の五体投地を拝見し、身体が震えます。
ご着席。
薄暗かった空から、とても強い光が差し込みます。
素晴らしい経本をご用意下さり、
チベット語での「仏母般若波羅蜜心髄経」「普賢菩薩行願讃」など
皆様とお唱えさせていただきます。
一般の方のご焼香の列が。
法話の最中、強い雨が降り、本堂の軒下へ避難。
雷が少しなるほどの、大粒の雨。
雨樋からは滝のように水がこぼれ落ちます。
濡れては大変と、
本来なら参道を歩いて戻られる予定でしたが、
お迎えの車が本堂の下に待機。
しかし、法王様がお帰りになるころに、ぴたりと止んでしまったのです!!
皆さん、それにも驚き、心が震えました。
本堂の階段下から、お見送りさせていただいた映像です。
雨が小雨のため、車を断って、参列者のために歩いて行かれる、
法王様のお優しい気持ちが最後まで溢れております。
※最初に護国寺の貫主さまが退場され、その後、赤い傘の下に法王様がいらっしゃいます。
雨で参列者の列が崩れてしまった中に、
法王様が歩いて行かれました。
この写真の左奥に先に、法王様が進んでいかれ、
皆様集まっていらっしゃいます。
本当に素晴らしい時間でした。
そして、個人的に、言葉に表すことができないほどの、
たくさんの導きがあり、
法王様の御手に触れ、慈愛に満ちた瞳で見つめていただくという
稀有な体験をさせていただきました。
法王様の瞳は、
人というよりも、
生命そのものを見つめる大きな瞳、
目の前にいる人間を
「こいつはどんな人間だろう」というジャッジメントの一切ない、
「こいつはどんな人間だろう」というジャッジメントの一切ない、
無垢で、慈悲深く、
瞳の奥に宇宙を見るような。
法王様の瞳に吸い込まれ、
両手を重ねていただいたぬくもりが真っ白に。
法王様の瞳を、生涯忘れません。
見上げると、雲間から美しい光が差し込んできました。
ともに参列した友人が、
「あの雨は、ご供養いただいた方々の魂が喜んで大粒の涙を流したのね」
本当に。
私たちは、法王様のお心に近づくために、何が出来るだろうと思います。
まだ、あの感覚を整理できていないので、
また改めて書きたいと思います。
素晴らしい法要を営んでくださいました、
護国寺、法王事務所、諸関係の皆々様、本当にありがとうございました。
◇ 美しい波紋が広がりますように・・感謝をこめて やんわりクリック◇