浄化を助けるものとして
苦痛を受け入れること、
霊的な書物を研究すること、
至高の存在に身をゆだねることが、
実行のヨーガである。
「ヨーガスートラ/インテグラルヨーガ」
スワミ・サッチダーナンダ著
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昨日は、目黒のSUN&MOON ヨガスタジオで行われた、
Lauren Peterson(ローレン・パターソン)さんの
「中心を見つけましょう:両手、両足、両腕によるバランス」
というワークショップに参加しました。
世界的なカリスマであり、ヨガモデルとしてその美しいアーサナを世に示してくださる一人です。
私はアシュタンガヨガを学んでいはいないのですが、
ずっとずっと憧れの方でしたので、
今回、その実践を目の当たりにすることができ、
ただただ感動。
「腕の大きな筋肉も必要だけれど、
大切なことは、バンダを引き上げて、自分のセンターを見つけて、
手で「立つ」ことよ」
丁寧に、すべてに意識を行き渡らせながらアーサナが続きます。
「足で立ってみて。そのときの自分のバランスを感じてみて。
前後左右に、重心を動かして、自分の足で立つ中心を感じてみて」
「そのまま手を伸ばして、天井を押してみて」
「それが、ハンドバランスの感覚です。足で立つように、手で立つの」
腕で全体のバランスをとらえながら、
ウディヤナ・バンダ(腹部の引き締め・引き上げ)で
ゆっくりと足を上げていきます。
ゆっくり、静かに・・
肩と骨盤の位置が素晴らしく、
どこにも余分な力が入っておらず、
静かな調和に満ちています。
このままハンドバランスの完璧な倒立へ。
あまりの美しさ。
トライすることよりも、どのように動いているかを見たくて、
呼吸も忘れて見入ってしまいます。
あぁ・・私が感銘を受けたポーズが今目の前に・・・。
このポーズをされる方はたくさんいらっしゃいますが、
なぜこんなにも静謐な世界になるのだろう、と見入ってしまいます。
「30歳くらいからヨガをはじめて20年。
最初からこんなことができるわけじゃないのよ。
継続的に修練していくことが大事です」
未熟な私に、ダウンドックのポーズのときは、
腰をぐっと押し、もっと首を緩めて・・とアジャストしてくださり、
最後のシャバアーサナで横たわっているときも、
ぐっと肩を押し、首を緩め、こめかみをマッサージしてくださり、
本当に感動。
「この人のように動いてみたい」と思う方から、
直接エネルギーをいただけて、本当に感動です。
Lauren Petersonさんは、カリフォルニアのマリブで教えていらっしゃいます。
素敵なHPはこちら。http://www.yogacompanion.com/
このHPの中にある、素晴らしい動画を最後に。
どうしてそのポーズから、「回って」しまえるのか・・・。
練習していると、自分の未熟さから「できない」と意識がブロックをしますが、
このように、「できて」いる方の動きを映像として見ると、
限界を設けているのは自分自身であることに気づかされます。
まだまだ自分の身体との対話が足りません。
彼女の持つ美しい質が、私の中にも育まれますように・・・。
◇ 美しい波紋が広がりますように・・感謝をこめて
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