2012年2月7日火曜日

2号機、温度上昇。ホウ酸960kg投入。








全然、原発のことを書いていませんでしたが、



変わらず情報を収集し、




時間があるときは東電の会見をUSTで見て、




相も変わらずの東電の対応にやきもきしています。








今日の東電会見にて、




2号機の圧力容器が温度上昇、




対応策として960キロのホウ酸を投入、




注水量も増加して冷却にあたる、とのこと。








ホウ酸をほぼ1トンも投入です。






けれど、希ガスのキセノンが検出限界未満だから、再臨界はしていない、とのこと。






なぜ、ホウ酸を960キロもいれねばなばらいのか。






なにが起きているのか。








まったくニュースになりませんが、




今夜、ぐつぐつと煮え立つ格納容器に960キロのホウ酸を溶かした水を入れ、




その後に大量の水を注いで冷やす作業です。










普段の注水量では温度が下がらず、




また温度計も本当に機能しているのか、推論状態での対応です。






まだ何も終わっていません。








取り急ぎ、今夜は2号機に特別対応が行われていること、




もしかすると、再臨界の可能性を必死に止めようとしている可能性、




現場の作業員さんたちがいつにもまして、




死にものぐるいで対応してくださっていることを、


心にとどめ、祈りましょう。





無事に、温度が下がりますように。





再臨界しているということを、けして東電は言いません。




自家臨界、などと訳の分からない言葉を使ってくるくらいです。










暴走している再臨界、という印象を持たないよう、




注意深く言葉をすげ替え、発表を続けてきました。








何を行っているのか、




その真意と意図はなにか。







私たちが無関心であったからこそ、




原発はここまで増え、




事故が起き、




大切な人たちが今も、さまざまな形で苦しんでいます。








見つめること。




何が起きているのか、見つめ続けること。










私たちが生きる時代に起きた事故です。




なかったことにしても、放射能は消えません。










今夜も、命に代えて作業している人たちがいます。




その方々に誠意を尽くさぬ会社があります。










2号機の温度に注意してください。




そして、なにか他のことが目立つとき、




その裏で他の深刻な事態が進んでいることも忘れずに。








チェルノブイリは1基だけ。




福島は4基、です。






レベル7であることを、みんなとっくに忘れてしまいましたか。






チェルノブイリは10日間で放射能拡散が止まりました。



フクイチでは今も、毎日7000億Bqの汚染が吹き上がっています。






今日の冷たい雨が、何かの救いであり、




現場の方々に鞭打っている雨でもあります。






ホウ酸を投入しているということを、心に留めておいてください。





your my inspiration . love you




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